伝え方が9割(佐々木圭一)
読書メモ
☆ノーをイエスに変える技術
1.自分の頭のなかをそのまま言葉にしない
2.相手の頭の中を考える
- 相手の好きなことから依頼をつくる
ex
×デートしてください
○驚くほど美味いパスタどう?
×4分ほどお待ちいただけますか?
○出来立てをご用意いたします。4分ほどお待ちいただけますか?
- 相手の嫌なことから依頼をつくる
(嫌なことを回避する人間の習性を活かす)
ex
×芝生に入らないで
○芝生に入ると、農薬の臭いがつきます。
- 相手に選択の自由を与える
×デートしてください
○驚くほど美味いパスタのお店と石釜フォッカチオのお店どちらがいい?
- 認められたい欲を活かす
×残業お願いできる?
○君の企画書が刺さるんだよ。お願いできない?
(個人的にはこれを本心とは裏腹に意識的にやっている人がいたら、
気持ち悪いって思ってしまいますが.......)
- あなた限定
×自治会のミーティングに来てください。
○他の人は来なくて、斎藤さんだけは来てほしいんです。
- チームワーク化
×勉強しなさい
○一緒に勉強しよう
- 感謝
×トイレをきれいに使ってください。
○トイレをきれいに使っていただき、ありがとうございます。
3.相手のメリットと一致するお願いをする
☆出だしは短く
☆最後に出だしと同じ、もしくはアレンジしたもので締める。
作詞家やコピーライターじゃない人がどれほど使えるかはよく分からないですが、いくつかテクニックを紹介されていました。
- サプライズ法
語尾に「!」
「びっくり、〜」
「そうだ、〜」
「ほら、〜」
「実は、〜」
「すごい、〜」
「信じられない、〜」
「あ、〜」
- ギャップ法
Ex これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ。
(オバマ就任演説)
- 赤裸々法(体の変化を書く)
ex上を向いて歩こう、涙がこぼれないように。
- リピート法
ex会いたくて 会いたくて 震える
- クライマックス法
「これだけは覚えて欲しいのですが、〜」
「ここだけの話ですが、〜」
「他では話さないのですが、〜」
「誰にも言わないでくださいね、〜」
「これだけは、忘れないでください、〜」
「一言だけ付け加えますと、〜」
「ワンポイントアドバイスですが、〜」
「三つのコツがあります、1つ目が〜」
(営業職じゃない限り、使うこともなさそうな言葉ですね笑笑)